3分で解る!コリドラスのワイルド個体とブリード個体の違いと魅力!
こんにちは!かつやん (@tanagokatsuyann)です!
コリドラスのワイルド個体やブリード個体って言葉はよく聞きますよね?
なんとなーく違いはわかるけど、金額も倍近く違うし具体的に何が違うの?
ワイルド個体って高いけど何がいいの?
こんな疑問に対して、この記事ではワイルド個体とブリード個体の違いを超簡単に解説したいと思います!
ワイルド個体とブリード個体の違いを知ると更に購入やコレクションの楽しみがまた一つ増えますよ!
コリ子私は断然ワイルド派だなぁ!オラァ!
この記事は3分程で読める内容だよ!
因みにプレコは超温室育ちのブリードタイプだよ!
ワイルド個体とブリード個体は『野生と養殖』
名前からそのまま想像がつく様に。 違いは下記の通りです。
ワイルド個体=野生個体。
ブリード個体=養殖個体。
ワイルド個体は原産地のアマゾン川やペルーで自然採取された天然のコリドラスです。
一方ブリード個体はアジアの養殖場で大量に繁殖させた養殖個体です。
勿論日本国内でブリーダーさんが育てたものもありますが、流通してる種類は外国から仕入れているものが多いです。
ここからは俺たちワイルドタイプが解説するぜぇ~
うわ!なんか出た!
コリ子さん!ワイルドタイプのコリドラスとスーサムだよ!
………帰ってもらってちょうだい。
ワイルド個体とブリード個体って何が違うの?
ワイルド個体とブリード個体が自然採取と養殖個体って事はわかったと思います。
その上でこの二種は何が違うの?って事ですね。
まず大きく違う点は下記の5点!
この①②③の3つは確実に違うと言い切れます。
その他玄人はわかるがビギナーにはちと見分けが難しいのが④⑤の下記の2点!
①値段
②育てやすさ
③大きさ
④個体差
⑤希少価値
順番に解説します!
『値段』ワイルド=高い!・ブリード=安い!
まず一番違うのは価格の違いです。ブリード個体に比べて大体倍額は見たほうがいいです。
希少性の違いもありますが、大量に繁殖させて育てた個体と、現地のアマゾン川で採取した個体では世間に出回る数が違います。
ワイルド個体が高い訳でなく、養殖技術が上がって流通量が増え、よりお手頃に手に入りやすくなった。と言った方が正解ですね。
ワイルドとブリード個体 って倍以上も値段が変わるんだね!私はやっぱブリードでいいや(笑)
(本当に帰ったんだ!?
コリ子さん!何もなかったように解説してるし。
さすがワイルドだぜぇ…)
『育てやすさ』断然ブリード個体の方が簡単
最初から飼育環境下で育てられたブリード個体の方が人工飼料にも慣れており人にも警戒心sがなくよく慣れます。
ワイルド個体はもともと河川に生息していた分警戒心が強く、人工飼料なんて食べた事ない訳ですから最初は水槽での飼育環境に慣れるまで時間がかかります。
また天然の河川から採取されて、日本に運ばれてきて、水質や水温の違う環境に移住してる訳なので色々と環境の変化に適応するにも時間やストレスがかかります。
日本の沖縄と北海道でも大分違う訳ですから、アマゾン川と日本ではそりゃ無理もないです。
なので最初の水合わせも難しかったり、その辺のデメリットは予め理解しておきましょう。
初心者には安くて育てやすいブリード個体がおすすめだよ!
『大きさ』は一目瞭然ワイルドがデカい!
ワイルド個体の一番の魅力でもあるのがこの大きさです。
いくらエサをしっかり与えていてもせまい水槽で育った個体では、広大なアマゾン川で育った個体程大きくなりません。
コリドラスに限らずワイルド個体は広い環境で水流に揉まれながら育っていく為、大きくなり方が違います。
自然界の栄養を沢山摂取して厳しい環境下を力強く育ってますから大きいし引き締まってて見た目もかっこいいですよ!養殖ではいくら頑張ってもこうはならないって大きさと見た目になるのでこれが一番の魅力ってやつですね!
そう、広大なアマゾン川で育った俺たちはワイルドにデカいんだぜぇ~
うわ!まだ居たんだ!?
玄人目線で言う所の『個体差』
ワイルド個体はヒレの形状やフォルム・色合い等の個体差が大きい事も魅力の一つと言えます。
同じアマゾン川言っても非常に広大な為、地域によってコリドラスが食べる餌や、水流なども違うので生息するコリドラスも併せて外観が異なります。
ワイルド個体は自然界の厳しい環境を生き抜いてきた個体で顔つきもシャープでキリッとしていて養殖個体とは一見違って見えたりもします。
養殖に比べて、ワイルドはデカい・シャープ・色が濃いといった印象があります。
ワイルド個体は玄人向けみたいに感じるけど一度凝り始めたら抜けられなくなりそう……!
『希少価値』ワイルドのほうが希少価値が高い!
もはや希少価値においては所有者だけが持つ付加価値の様なもので、あまり関心のない人にはその価値は伝わらないかもしれません。
日本の約裏側に値するアマゾン川に生息していた個体が自分の家の水槽にいると思うと何か凄いロマンを感じますよね。
実際昆虫のオオクワガタにしても、天然の本マグロにしても養殖個体とは同じ種類ですが、解る人には分かる微々たる差、素人目には違いは判りづらいのですが、珍しさや・ロマンといった意味で希少性は高まり値段も高額になります。
そう、俺たちワイルドタイプには夢とロマンがつまってるんだぜぇ~
結論…ブリード個体とワイルド個体どっちがいいの?
初心者向けは=安さ・飼育のしやすさ・人懐っこさが魅力のブリード個体!
圧倒的にビギナー向けはブリード個体です、何より飼育しやすくて、水槽でもリラックスして泳いでくれるし、そして何より安い。
何も落ち度がなく良いことだらけです!
玄人向けは=値段は倍近いケド、個体差や大きさ、希少性の高さが魅力のワイルド個体!
ワイルド個体は水合わせから慎重に行ってあげる必要があります、ただ決して警戒心が強く、弱いというわけではありません。
何より魅力は珍しさと大きさ・色合いなどです、どうやっても60や90の水槽では大きくならないサイズ感。
また、天然個体だけが持つ美しさがあります。
ただしこれは以前にブリード個体の飼育経験がある方にしかわからない魅力でしょうね、知らない人にとっては並べて比べないとわからないレベルです。
最終的にこの領域に達すると思いますが、さらにコレクション性の楽しみも広がります。
ぷれ子は断然ブリードがいいな!でもワイルドはワイルドの良さがあるんだね!
最終的にブリード個体を選ぶ人たちの気持ちもよくわかるなぁ!
まとめ!ブリード個体もワイルド個体も魅力的!
今回はコリドラスのワイルド個体とブリード個体の違いを紹介しました。
ブリード個体=安さ・飼育のしやすさ・人懐っこさが魅力!
ワイルド個体=値段は倍近いケド、個体差や大きさ、希少性の高さが魅力!
個人的にこだわりさえなければ、なブリード個体のほうが飼育もしやすく値段も安価でいいなぁと思いますが、不思議とワイルド個体に魅力を感じてしまうんですよね。
ワイルド個体は採取された場所や地域によって外観に個体差が生じ、そこに魅力を感じるファンも多いです。
もし興味や機会があれば同種のブリード個体とワイルド個体を並べて見ると違いがよくわかりますよ!ブリード個体とワイルド個体の違いを知ると選ぶ幅とコレクション性が増して更に楽しくなりそうですね!
だぁーーーー!
元々ブリード個体でいいと思ってたのに、この記事読んでたら無駄に高いワイルド個体に心を半分持ってかれてる気がするー!
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